【 スタッフのきもの日誌 2016年 12月 大阪 松原 富田林 】
2016,12,29(木) 2016〜2017年の年末年始の営業のお知らせ。 | |
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ようこそ!美松HPへ! 2016〜2017年の年末年始のお知らせです。 年内の営業は12/29(木)まで。 2017年は1/6(金)より営業させていただきます。 今年もありがとうございました。 来年も少しでもいいお店にしていけるようスタッフ一同取り組んでいきたいと思います。 どうぞよろしくお願いいたします。 |
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2016,12,21 (水) 読書感想 | |
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ようこそ!美松HPへ! 読書の秋は過ぎちゃいましたが、またまた読書感想日誌なと、、、。 『 松林図屏風 』 この言葉でピンときた方もいらっしゃるかも、、。 安部龍太郎著 『等伯』 第148回直木賞受賞作です。 権力者の庇護を受けている狩野派の牙城に単身切り込んでいった能登七尾出身の絵師長谷川等伯の生涯を描いた作品です。 能登七尾というと、かの有名な加賀屋さんのある和倉温泉のあたりですね。 まったく戦国時代の人は色んな経験をされていらっしゃる。 |
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比叡山で織田信長の焼き討ちの軍勢に殺されかけたり、これからというときに息子の久蔵を失ったり、でも、絵に対する愚直な姿勢を千利休などが認めて庇護されたりと、とにかく運命の波に翻弄されながらも力強く生きた人生を安部龍太郎氏が描きます。 小説では、上記松林図屏風は等伯の命が掛かった作品として描かれています。 それを戦国の男たちが食い入るように見つめるシーン。 この一枚の絵に何を見出すのか?それぞれが生きてきた波乱万丈の人生を重ね合わせるのでしょう。 その一枚の絵『松林図屏風』 この絵に込められたであろう背景を描き切ったのがこの『等伯』という小説です。 何かすごい小説でした。 |