【 スタッフのきもの日誌 2021年 07月  大阪 富田林 】




2021,07,07(水) 衣更え 夏きもの


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さて、7月になりましたね。

この時期 ( 7・8月 ) のきものは、単衣
( ひとえ・裏地のないきもの ) の透ける薄物を着用します。生地としては絽や紗など。

また、おしゃれ着の範疇にある先染めの織物なども透ける素材のものを。麻もこの時期から。

そして、外着としてのゆかたもこの時期から。

夏は暑くて、きものどころではないとおっしゃる方も多いんですが、案外、夏のきものが好きな方も多いんです。

特に袷
( あわせ・裏地のついたきもの ) のものに比べると小物類も含め、あっさり手早く着装できるゆかたは毎年着るよとおっしゃる方は多いです。

昨年に引き続き、今年もコロナ禍で花火、お祭り関係が中止されるところも多く、なかなか一般的な着用シーンを思い浮かべる事が難しいかもしれませんが、そこは古刹や寺社仏閣をゆかたで楽しむだとか、ごく少人数での会食だとか、改めてきものの良さや着用シーンを掘り起こすこともこんな時期だからこそ可能なのかもしれません。

今年の夏きものは艶やかに、、ではなく、 楚々と楽しむのも一興かもしれません。










竺仙の綿絽地の注染ゆかたに
道屯花織の半巾帯を合わせています。
萩の丸みがかわいい雰囲気ですが、
さわやかな深みもある。
日本女性らしい上品さが
にじみ出る合わせ方ではないでしょうか。


竺仙注染ゆかた 38,500円 ( 税込・表地価格 )
道屯花織半巾帯 44,000円
アタバック 17,600円
木曽ねずこ下駄台 6,600円
鼻緒 3,300円







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